iPhoneレンタルの短期・長期ガイド|機種選びと期間別料金

iPhoneレンタルの短期・長期ガイド|機種選びと期間別料金

「修理に出している1週間だけiPhoneがほしい」「展示会の3日間、スタッフ用に10台そろえたい」「3ヶ月の研修で新人に持たせたい」。同じiPhoneレンタルでも、数日の短期と月単位の長期とでは、選ぶべき機種も料金の計算のしかたも変わります。短期なら十分な機種が長期では物足りなくなることもあれば、その逆もあります。

この記事では、iPhoneを数日から数ヶ月の範囲で借りるときに、どの世代を選べばよいか、iOSやアプリの対応をどう確かめるか、日数ごとにいくらかかるかを、iPhoneに絞って整理します。料金は、エクスモバイルの実際の金額(税込)を使って試算します。

目次

iPhoneレンタルは「使う日数」で機種の選び方が変わる

iPhoneレンタルは「使う日数」で機種の選び方が変わる

先に結論をお伝えすると、数日〜2週間ほどの利用は「いつもの使い方ができる機種」を、月単位の利用は「期間中ずっと必要なアプリが動く機種」を選ぶのが基本です。短期ほど初日の料金の比重が大きく、長期になるほど1日あたりの料金と機種の世代が効いてきます。

もうひとつ、最初に押さえておきたいのが利用区分です。iPhoneレンタルは、個人が申し込める機種と、法人だけが申し込める機種に分かれています。エクスモバイルの場合は次のとおりです。

  • 個人も法人も借りられる機種
    iPhone SE(第2世代)、iPhone X、iPhone 8/8 Plus、iPhone 7/7 Plus、iPhone 6シリーズ、iPhone 5シリーズ
  • 法人限定の機種
    iPhone 17 Pro、iPhone 16シリーズ、iPhone 15シリーズ、iPhone 14〜11シリーズ、iPhone XS/XR、iPhone SE(第3世代)

個人利用の条件や届け先のルールは、iPhoneレンタルは個人でも利用できる?条件・料金と選び方で詳しく扱っています。

なお、スマホ全般の「何日から得になるか」「期間ごとの向き不向き」といった考え方は、短期スマホレンタル|1日からの料金と日数別の選び方と長期スマホレンタル|1ヶ月からの料金と月数別の選び方にまとめています。この記事では、iPhoneを指名して借りる人が迷いやすい点に話を絞ります。

iOSとアプリから逆算する機種の選び方

iOSとアプリから逆算する機種の選び方

iPhoneの機種選びで見落とされやすいのが、iOSのバージョンです。世代によって更新できるiOSの上限が決まっており、古い世代では新しいアプリが入らないことがあります。

使いたいアプリが対応するiOSを先に調べる

アプリには「iOS 16以降」のように動作に必要なバージョンがあり、App Storeの「互換性」の欄で確認できます。エクスモバイルで扱っている世代を、区分とあわせて整理すると次のようになります。

世代 利用区分 iOSの目安 ロック解除/充電端子
iPhone 15〜17 法人限定 新しいiOSに対応 Face ID/USB-C
iPhone 11〜14 法人限定 比較的新しいiOSまで対応 Face ID/Lightning
iPhone SE(第2世代) 法人・個人 個人が選べる中ではもっとも新しいiOSまで対応 Touch ID/Lightning
iPhone X・8 法人・個人 iOS 16まで XはFace ID、8はTouch ID/Lightning
iPhone 7・6s 法人・個人 iOS 15まで Touch ID/Lightning
iPhone 6 法人・個人 iOS 12まで Touch ID/Lightning

電話やメッセージが中心なら古い世代でも困りにくい一方、銀行や決済、業務用のアプリは古いiOSを対象から外していることがあります。「このアプリが動かないと困る」というものがあれば、必要なiOSを調べてから機種を決めるのが失敗しない順番です。実際に入っているiOSは端末によっても変わるため、申し込み前に確認しておきましょう。

ロック解除の方式と充電端子もそろえておく

ふだん顔認証(Face ID)のiPhoneを使っている人が、指紋認証(Touch ID)の機種を借りると、ホームボタンの有無で操作の感覚が変わります。研修やイベントで複数人に配る場合は、機種とiOSをそろえておくと、全員が同じ画面を見ながら操作できるため、説明の手間が減ります。

充電端子は、iPhone 15以降がUSB-C、それより前の世代がLightningです。手持ちの充電器を使い回したい場合は、端子が合うかを見ておきましょう。

日数別の料金早見表|iPhoneの世代でここまで変わる

日数別の料金早見表|iPhoneの世代でここまで変わる

エクスモバイルのiPhoneレンタルは、「初日の料金+2日目以降の料金×(利用日数−1)」で計算します。2日目以降の料金は、初日の10分の1です。個人も借りられる機種と、法人限定の新しい世代を並べて試算します。

機種(初日/2日目以降) 3日間 1週間 2週間 30日間
iPhone 6シリーズ(2,200円/220円) 2,640円 3,520円 5,060円 8,580円
iPhone 7・8(2,750円/275円) 3,300円 4,400円 6,325円 10,725円
iPhone SE(第2世代)・X(3,300円/330円) 3,960円 5,280円 7,590円 12,870円
iPhone 16(8,800円/880円・法人限定) 10,560円 14,080円 20,240円 34,320円
iPhone 17 Pro(13,200円/1,320円・法人限定) 15,840円 21,120円 30,360円 51,480円

表から読み取れるのは、世代による差が日数とともに開いていくことです。3日間なら、iPhone 8とiPhone 16の差は約7,300円ですが、30日間では約23,600円になります。撮影の品質を重視する数日のイベントなら新しい世代を選ぶ意味がありますが、連絡用として長く持たせるなら、必要なアプリが動く範囲で世代を下げたほうが総額を抑えられます。

上の金額は端末のレンタル料だけで、実際には次の費用が加わります。

  • 往復の送料
    配送で受け取る場合は、行きと帰りの送料が実費でかかります
  • 通話・通信の料金
    電話番号付きで借りる場合にかかります。対応機種では1日110円のかけ放題オプションも選べます
  • 補償などのオプション
    落下や水濡れに備える補償は、レンタル料に応じた料金がかかります

短期の利用ほど、総額に占める送料の割合は大きくなります。見積もるときは、端末の料金だけで比べないようにしましょう。

数日〜数週間の利用でつまずきやすいiPhoneならではの準備

数日〜数週間の利用でつまずきやすいiPhoneならではの準備

使う日が限られている短期の利用ほど、届いてからの準備に時間を取られたくないものです。iPhoneに特有のポイントを3つ挙げます。

バックアップからの復元は、iOSの新旧に注意する

iPhone同士なら、iCloudのバックアップから復元して元の環境に近づけられます。ただし、新しいiOSで作ったバックアップは、それより古いiOSのiPhoneには復元できないことがあります。ふだん新しいiPhoneを使っている人が古い世代を借りると、この壁に当たりやすくなります。

数日〜2週間の代替機であれば、丸ごと復元するより、連絡に使うアプリだけを入れてログインし直すほうが早く、返却前の消去も簡単です。その際に気をつけたいのが、Apple IDなどの確認コードです。届き先が修理中のiPhoneだけになっているとログインできないため、修理に出す前に、別の方法でコードを受け取れるようにしておきましょう。

レンタル期間は「受け取った日から返送する日まで」で数える

エクスモバイルの場合、レンタル期間は商品を受け取った日から返送する日までです。使う日が3日間でも、前日に受け取って最終日の翌日に返送するなら、5日間の申し込みになります。通常は利用日の2営業日前まで(一部の地域は3営業日前まで)の申し込みが必要なので、日程は使う日から逆算して決めましょう。

延長は自動ではなく、返却予定日の3営業日前までに連絡が必要で、予約の状況によっては受けられないこともあります。早く返しても差額は返金されませんが、それでも終わる日が読めないときは、最初から余裕を持った期間で申し込むほうが現実的です。足りなくなってから延長を重ねるのは、手間の面でも費用の面でも不利になりやすいためです。

返却前のサインアウトまでを予定に入れておく

iPhoneは、Apple IDからサインアウトし、画面ロックを解除した状態で返却します。写真やファイルを移す作業も含めて、返送の前日に時間を取っておきましょう。Apple IDまわりで起こりやすいトラブルは、iPhoneレンタルのデメリットは?対策とあわせて解説で対策とあわせて紹介しています。

月単位で使うときの選択肢と「2年で返却するプログラム」との違い

月単位で使うときの選択肢と「2年で返却するプログラム」との違い

1ヶ月を超える長期の利用では、日額を積み上げる以外の選択肢も出てきます。

法人なら30日単位のプランで総額が下がる

エクスモバイルには、法人・官公庁・自治体・教育機関を対象にした月額プランがあります。1ヶ月を30日として、期間の総額があらかじめ決まっている仕組みです。端末のみの料金を、日額で30日間借りた場合と比べます。

機種 日額で30日間 月額プラン(1ヶ月) 月額プラン(3ヶ月)
iPhone 8 10,725円 6,600円 16,038円
iPhone SE(第2世代) 12,870円 7,150円 17,374円
iPhone SE(第3世代) 15,015円 7,700円 18,711円

1ヶ月で4〜5割ほど安くなり、3ヶ月のプランでは1ヶ月あたり5,300〜6,200円ほどまで下がります。対象はiPhone 6からiPhone SE(第3世代)までの6機種で、研修や繁忙期の増員のように、台数が多い月単位の用途に向いています。4ヶ月以上は個別の相談になります。データ通信付きのプランは、通信の料金が暦の月ごとにかかるため、開始日によって総額が変わります。

詳しい条件は、法人向け月額プランで確認できます。

個人は日額の積み上げになるため、2ヶ月を超えるなら比較を

月額プランは個人では利用できないため、個人が長く借りる場合は日額の計算になります。30日間で8,580〜12,870円、60日間では15,180〜22,770円が目安です。長期の出張や入院のように終わる日が決まっているなら、契約や解約の手続きが要らないレンタルは便利です。

ただ、2ヶ月を超えると同じ世代の中古のiPhoneを買える金額に近づくため、手元に残す必要があるかも含めて比べましょう。

通信会社の「2年で返却するプログラム」はレンタルではない

「iPhone レンタル 2年」と調べると、通信会社の端末購入プログラムが出てくることがあります。iPhoneを分割払いで購入し、一定期間のあとに端末を返すと残りの支払いが不要になる仕組みです。レンタルと混同されがちですが、契約の中身は購入です。

  • 契約の種類
    購入プログラムは分割払いの契約で、申し込み時に支払いに関する審査があります。レンタルは、本人確認と支払い方法の確認が中心です
  • 期間の自由度
    購入プログラムは年単位の利用が前提です。レンタルは1日から必要な日数だけ借りられます
  • 返すときの条件
    購入プログラムは、端末の状態によって追加の支払いが生じることがあります。条件は通信会社ごとに異なります

最新のiPhoneを2年前後使い続けたいなら購入プログラム、数日から数ヶ月だけ使いたいならレンタル、と目的で分けると選びやすくなります。審査が不安でレンタルを検討している場合は、iPhoneレンタルは審査なし?借りる条件と注意点を解説も参考にしてください。

機種ごとの料金や、個人・法人の区分は、iPhoneレンタルの機種・料金一覧で確認できます。

日数と用途が決まったら確認したい3つの判断ポイント

日数と用途が決まったら確認したい3つの判断ポイント

ここまでの内容を、申し込みの直前に確かめる順番に並べ直します。

  1. 受け取る日と返送する日を決める
    使う日の前後に、設定と返送の日を足して数えます。終わる日が読めないなら、最初から余裕を持たせます
  2. 必要なアプリが動くiOSを確かめる
    外せないアプリの対応バージョンを調べ、それを満たす世代の中から選びます
  3. 電話番号が要るかを決める
    通話やSMSに使うなら音声回線付き、Wi-Fiで使うなら端末のみ、という選び方になります

音声回線付きで申し込む場合は、マイナンバーカードのICチップを読み取る本人確認が必要です。端末のみを借りて手持ちのSIMを使いたい場合は、その通信会社のSIMが機種に対応しているかを事前に確認します。

場面に当てはめると、次のようになります。

  • 修理中の1〜2週間をつなぐ(個人)
    iPhone SE(第2世代)かiPhone 8を、返送日に余裕を持たせて申し込む
  • 展示会の3日間に複数台を使う(法人)
    前日の設定日を含めて5日間で見積もり、撮影や見た目を重視するなら新しい世代を選ぶ
  • 3ヶ月の研修で配布する(法人)
    使うアプリが動く世代を確かめたうえで、30日単位の月額プランで総額を固める

日数は「何日使うか」ではなく「いつ受け取っていつ返送するか」で、機種は「新しさ」ではなく「必要なアプリが動くか」で決める。この2点を押さえておけば、短期の利用でも長期の利用でも、iPhoneレンタルの選び方で大きく外すことはありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次